これは占いか、それともなんだろう

同僚と社屋の掃除をしていたときに、一本の花を見つけた。そうしたら横から同僚がそれを勢いよく引き抜き、何やら昔懐かしいフレーズを言い始めた。「差し入れ、あり、なし」と花びらを一枚一枚引き抜きながら、繰り返すその言葉はなんとなく見ていて近寄りがたい。確かに小春日和で少し暑いからとは言え、一体誰に何を期待しての花占いなのだろう。私はさっさと掃除を終わらせるべく、ごみをまとめる事にした。占いが終わったらしい同僚は、ぽいっとその花の茎を投げ捨てて掃除を再開している。むしられた花がものすごくかわいそうだなと思ってつい私は手を合わせてしまった。その姿に気がついた同僚は「失礼な」と近づいてきた。
占いが終わったかと思えば今度は私に茶々入れだろうか。早く掃除を終わらせてもらわないと困るな、と思っていたら、社屋内から「休憩です」と事務員さんが出てきたのだった。どうやら何かお茶菓子を出してくれるらしい。同僚が花占いをした甲斐があったということだろうか。きりのいい所で一旦掃除用具をまとめて社屋に戻る。たまたま何かお菓子でもあったのだろうか、お饅頭と熱い緑茶だった。「わーい、差し入れだ」と同僚は喜んでいる。望む結果が得られて同僚は満足そうだ。あのむしられた花が何とかしてくれたのだろうか。いや、まさかねと私は内心で一人呟いた。とにかく事務員さんに「ありがとうございます」とお礼を言って、しばらく休憩する事にした。

インテリアショップならideaco

アートメイク

短期間で身長を伸ばす方法

墓石の施工工事までトータルサポート

奇跡の占い

サブページ